専業主婦になってからも外で働きたくて仕方がなかった私。ひどいつわりを経験して心境に変化

I.Hさん/30代女性/エピソード当時32歳

 

 

出産後も美容師を継続。辞めるつもりはなかったけれど…

私は、高校を卒業してすぐ、18歳で美容室に見習いで就職しました。

 

 

美容専門学校には通信で通い、3年後に美容師免許を取得。

 

32歳になるまで14年間、ずっと同じお店で働いておりました。

 

 

27歳で結婚し、30歳で第一子を出産しましたが、すぐに仕事へ復帰しました。

 

子供を出産してからは、保育園に預けている都合もあり、パートで17:00までの勤務で、時間で帰れない事も多々ありましたが、仕事を辞めるつもりは、全くありませんでした。

 

夫の転勤でやむなく辞職。短期滞在で新たな仕事につくのも難しく

私が仕事を辞める事になったのは、主人の仕事の都合による、東京から愛知県への転勤でした。

 

産休から復帰して、まだ間も無い時に、転勤することになり、スタッフやお客様にはとても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

産まれも育ちも東京の為、愛知に親戚や知り合いもおらず、全く知らない土地に馴染めるかどうか、とても不安でした。

 

元々、専業主婦として家に居るのが苦手なタイプで、仕事をしていたいという気持ちはありました。

 

ですが、愛知にいる期間は3〜5年と言われており、短期滞在の為、又スタッフやお客様に迷惑をかけるのは嫌だし、「愛知で美容師をするのは無理だなぁ」と思っていました。

 

とは言うものの、14年間美容の仕事しかしてこなかった為に、いくらパートとはいえ、美容師以外の仕事で「私が出来ること、やりたい事って、一体なんだろう」と色々考えましたが、見つかりませんでした。

 

ずっと家に居ることが苦痛

今まで、ずっと仕事ばかりしてきた事だし、子供とゆっくり接する時間もなかったし、いい機会だから、「しばらく仕事はせずに、子供といる時間を大切にしよう」と思っていました。

 

しかし、愛知に引っ越して1カ月が経つ頃、働きたくて働きたくて、仕方なくなりました。

 

もう家にいるのがしんどくて、子供とずーっと一緒にいるのもストレスでした。

 

 

毎日朝起きて、子供に御飯を食べさせ洗濯し、おやつを食べさせ、洗い物をしているうちに、もうお昼の時間。

 

お昼ごはんを食べさせてから、お買い物。

 

時には、午前中から公園に行ったり、午後からゲームセンターに連れて行ったり、タフでお昼寝を全くしない男の子でしたので、それはもう、遊び相手をするのが本当にしんどくなってしまいました。

 

 

子供がおとなしくテレビを見ている時に、主人のワイシャツにアイロン掛けをしていると、心の底からフツフツと、「働きたいなぁ〜、私が働いた方が絶対稼げるよなぁ〜、家以外に自分の居場所が欲しいなぁ〜、掃除洗濯大嫌いなんだよなぁ〜」と、いつも考えていました。

 

ひどいつわりを経験して心境に変化

もう限界だ!と思い、仕事を探し始めた矢先に、妊娠発覚。

 

つわりが酷かった為、仕事探しどころではなくなってしまいました。

 

 

つわりがようやく落ち着いてくると、自分が仕事をしなくても、毎日ごはんが食べられる事がとても有難く感じるようになり、「これからは、自分のできる専業主婦の仕事を精一杯頑張ろう!」と思い始め、今まで作ったこともないお弁当を、毎朝主人に作る事にしました。

 

すると、主人も私に対する見方が変わったのか、お弁当を作り出してから、以前よりも夫婦の仲が良くなったように感じました。

 

 

今では、第二子も無事産まれ5か月となり、上の子は幼稚園に行き始めたので、少しだけ上の子から解放される時間ができました。

 

家の事もやらないといけない仕事も沢山ありますが、やはり「社会の中に入って仕事をしたい、自分の居場所が欲しい、自分の稼ぎが欲しい」という気持ちは変わりはありません。

 

ですので、子供がもう少し大きくなったら、又改めて仕事を探そうと思っています。